お久しぶりです。ハッチです。高知は大好きなのですが、仕事や子供のなんやかんやで年に1〜2回帰るときもたまに帯屋町に行くだけでほぼ自宅でごろごろしておりまして、高知の変化にはとても疎いのです。
が。
こないだ高知に帰った時に寄った横山隆一記念館の中にあるまんがライブラリーが割とすごかったのですよ。中高の時にあったら入り浸ってただろうと思う。確実に。
帯屋町からも近いし周りには高知観光の拠点になりそうなホテルもたくさんあるし(旭ロイヤルホテルからも徒歩2分くらい)
観光の最後の夜にしこたま飲んで二日酔いになった高知最終日は出発までここで過ごすのもいいかもしれません!
場所は、はりまや橋からあるいて5、6分くらいのところにある「かるぽーと」という施設内にあります。かるぽーとは展示やイベント会場などになるところです。
この3階に横山隆一記念館があります。
そこのエントランス部分に漫画だけの図書館があるんですよ。
公式サイトには
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●まんがライブラリーまんが史上に残るまんが作品をはじめ、絵本、評論、美術書など10,000冊以上を無料で閲覧できます。
新聞連載4コマまんが「フクちゃん」を検索できる「フクちゃん百科」もあります。
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とかさらーっとかいてありますが、
とんでもない。
まず入ると右手に
どーん。
壁一面どころじゃなくて四方の壁が天井まで漫画で埋め尽くされています。まさに漫画本の壁。桃源郷かとおもった。
もちろん全部無料で読める。無料。すごい。
全体はこんな感じ
※奥の絵本児童書のコーナーは低い本棚になっていて小さい子も取りやすいようになっています。ズッコケ三人組とか懐かしいのも揃ってました。
”地域が作った漫画の図書館”とか思ってるとびっくりします(した)。確実に漫画が大好きな(狂)人が揃えた感が溢れ出しています。
目に付いたのだけでもあげてみますが、
キングダム、稲中卓球部、おおきく振りかぶって、かくかくしかじか、ポーの一族、はだしのゲン、犬夜叉、スラムダンク、バガボンド、リアル、鋼の錬金術師、進撃の巨人、よつばと!、四月は君の嘘、電波教師、ナニワ金融道、バスタード、シティーハンター、王家の紋章、最遊記、ベルセルク、ロン龍、ガラスの仮面、Dr.コトー診療所、あさりちゃん、あぶさん、水木しげる傑作大全、大奥、ゴールデンカムイ
脈絡無し
だが 愛はある!
これもう明らかに読んで面白かったのだけおいてるでしょ!アナタ!!っていうラインナップよね。しかも並びがごっちゃごちゃなの、少年漫画、少女漫画、青年誌とかヤボな分け方してません。
しかも既刊分は全巻あるんじゃないでしょうか。終わってる作品は当然全巻ありました。
あとねー、CLAMPのもどっさりあったの。おばさんうれしくなっちゃったわあ。
家族の用事が終わる間長女と2人でずっといたのですが、長女も絵本コーナーでたくさんの本をひっぱりだしており、私は私で西原理恵子氏コーナーでずっと立ち読みしてました。すぐ後ろにテーブルと椅子あったんですけどね。なんか入った時の衝撃のまま立って読み続けちゃった感じ。高知県出身作家の漫画は全部そろってるんじゃないでしょうか。な勢いです。
奥の美術書コーナーにはゴッホ、ピカソなど重たーい本もたくさん水木しげるの妖怪本もずらり(この並び方が「アカデミックにはならんぞこのやろう」みたいな気合を感じる)見たことも聞いたこともない手塚治虫の本もたくさん。「揃ってる」って大事な事なんだな、って本棚の背表紙を眺めながら思いました。
この記事を書いたヒト
大学入学と同時に上京して東京で過ごした時間と高知で育った時間がもう直ぐ逆転します。都内で会社員をしながら子育て中。