皆様こんにちは!jazzmocaです。
本日は日本にないハンドサインのお話です。
ピースサイン、サムズアップ(親指立てる)など日本にもいろいろあるハンドサインですが、夫と知り合って知ったサインがひとつあります。
それは「Fingers Crossed」
人差し指のうしろに中指を組むという、慣れていないとちょっとやりにくいサインなのですが、どんな意味かと言うと、例えば・・・
「How was the exam? (試験どうだった?)」
「I did my best. Fingers crossed! (ベストは尽くした。あとは幸運を祈るよ!)」
そう、「幸運を祈るよ」という意味なのです。
「Good Luck」も「幸運を祈る」ですが、「Good Luck」と「Fingers crossed」の違いは相手に言うか自分のやったこと(やること)に対して言うか、ということでしょうか。(個人的な感覚です)
「Fingers crossed!」と言いながらサインを見せることもあるし、無言でサインだけ見せてもOKです。
この記事を書くにあたり、そもそも元はどこから発祥したのだろう?と調べてみましたところ、予想外にもイスラエルとの記載が。もとはキリスト教の人々から発生し、そこからくしゃみや咳をしたときや、魔除けをしたいときに指でクロス(十字)を作る習慣になり、それがヨーロッパに広まったとのこと。
なおベトナムでは失礼なサインにあたり、ドイツなどでは別のサインがあるそうです。(wikipedia「Fingers Crossed」より)
ちなみにイギリスで現在は宗教的な意味合いはまったくなく、皆さん普通にfingers crossedしています。
英国人の友人曰く、
とてもおもしろいサインだと思うのですが、私は夫と出会うまでは存在すら知らなかったサインなので、今もやることはほとんどありません。(サインを見せず、口で言うことはありますが・・・)
やろうとしてもぎこちなくなってしまうことでしょう。