• 2018/06/30

国際結婚のいろいろ 2

英国人と結婚したフォトグラファーjazzmocaによる「国際結婚」についてのお話、その2です。

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皆様こんにちは!jazzmocaです。

今回も前回に引き続き、国際結婚の手続きのお話です。

前回は、さまざまな書類を集めて婚姻届が受理され、公的に夫婦になれたところで終わりました。ところが婚姻届を受理されたからといって、日本に住めるというわけではないのです!!

日本に住むためには「入国管理局」という役所へ行って「在留許可」(日本に住む許可)の申請をし、それが通って発行される「在留カード」という免許証のようなカードをもらう必要があるのです。「在留カード」は氏名/生年月日/在留期間/在留理由/出身国などが記載されている、日本に中期/長期滞在する外国人の皆さんが持っていなければいけない顔写真付きのカードです。

さて、婚姻届受理後にその手続きに入った我々は、入国管理局にて以下の書類の提出を求められました。

  • 戸籍謄本(日本人側のみ)
  • 住民票(一緒に住んでいるという証明)
  • 身元保証書(日本人側が外国人側の身元を保証するというもの)
  • 質問書(どうやって出会ったか、家族構成、お互いの言語は話せるのか、その他いろいろな質問が数ページにわたって載っているもの)
  • 2人が写ったスナップ写真を数枚
  • 課税証明書/納税証明書(税をきちんと納めているかどうかの証明)
  • 銀行の残高証明
  • 在職証明書(ちゃんと仕事をしているかどうかの証明)

書類を集めるためには、何回か有給を取らなければいけませんでした。さらに、当時は一緒に住んでいなかったのですが、申請時は一緒に住んでいなければいけないと言われ急いで部屋探しもしました。また、当時ワーキングホリデービザで日本に住んでいた夫が「ワーキングホリデービザから『配偶者の在留許可』への切り替えはできません、一旦帰国して下さい」と言われ、それをどうにか帰国せずに押し通してくれるプロの行政書士さんを見つけたり、当時は本当にてんやわんやでした。

さて、そんな苦労をして無事申請できたのですが、どれくらいの滞在許可が出たと思いますか?

 

一年です。

「一年後にまた書類集めて更新してね☆」という結果を見た我々は、膝から崩れ落ちたのでした・・・

さて、そんなこんなで苦労して2年半日本に住んだ私たちは、今現在イギリスで生活するための「英国配偶者ビザ」申請中で、夫はイギリス在住・私は日本在住で1年以上遠距離結婚をしております。イギリスのビザ申請は日本の数十倍難しく、そしてお高いものでした。そのお話はまた次回!

この記事を書いたヒト

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