注意!この記事は「出陣★昆虫武将チョウソカベ!」最新話のネタバレを含んでいます。ほんとはネタバレせずにこのマンガのおもしろさを伝えたいのですが難しく・・・というわけで今週話を未読の方や単行本派の方は、レビュー部分をとばして次コーナー今週の森田先生Twitterからお楽しみください!
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前回の記事・・・今週の「出陣★昆虫武将チョウソカベ!」その35(2018年9月6日発売号)
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画像出典:出陣★昆虫武将チョウソカベ! 週刊少年チャンピオン2018年42号P395/森田将文
ついにこの連載も最終話だ。
本音を言えば、もっともっと色んな昆虫武将たちの物語を見たかった。
ウエスギケンシンv.s.タケダシンゲンのような、前世から続く因縁に決着をつける者たち。アザイナガマサv.s.シバタカツイエのように、前世では交わらなかったが転生したからこそ生まれた新たな縁に翻弄される者たち。殿がトヨトミヒデヨシに立ち向かったように、前世とは違う決断をする者もいるだろう・・・まだまだ多くの、歴史好きにはたまらない魅力的なエピソードが生まれたはずだ。
昆虫武将たちは造形は可愛く、それぞれの信念は熱く、さすが森田先生は歴史好きなだけあって描き方に手を抜いてるキャラがいなかった。敵キャラにも、ちゃんとした想いと戦う理由があり、魅力があった。
しかし、それでも連載終了であることはしょうがない・・・最後は笑って、マンガを楽しんで、森田先生を労おうと思う!!
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1ページ目は賑やかしく楽しい1枚絵だ!
森田先生の良さは、こういう1枚絵の楽しさにあると思う。カラーだとなおキレイで可愛い!
そしていつもの屋上階段で1人、昼休みを過ごす獏・・・
このマンガの第1話、物語のスタート時と同じ状況だが、獏はもう孤独じゃない。この状況を寂しがりもしないし、この場にやってくる友達もできた。成長したのだ!
そして、果心居士と因子居士のその後も語られる。
現代に転生させられた昆虫武将たちはどうなるのかと思ったが、そのまま残って、“旗”奪りも続くようだ。
アケチさん
「後は……昆虫武将同士…人間同士……」
「願いの成就に向けて…自由に世をつくってくれ……」
果心居士、因子居士が去るのと一緒に、昆虫武将たちも消える―――そんな寂しい結末じゃなくて良かったことは良かったのだが、それにしても、昆虫の姿に変えられ死んだはずが現代に転生させられ「後は自由にやってくれ」というのも、武将たちはかわいそう過ぎる。
見た目が可愛いから、あまり不憫に感じず笑ってしまうのだけど(笑)
悠久の孤独の暇つぶしとして、多くの者の運命を弄んでいた果心居士(香椎先輩)に対して、「友達になってあげる」という獏。香椎先輩のこの表情!
成長した獏が、世界を滅ぼしうる超自然的な存在の、その心を溶かしたのだ。
すばらしいぞ、獏!よっ、この主人公~ヾ(◎)ノ゙✧*。
オダノブナガのその後は・・・
――「魔王としての……
オダノブナガはもういない…」
「……残ったひとりの武将“オダノブナガ”として…いつでも腕をみがいて再挑戦してこい‼」
と、殿から伝言があったようだ。
よかった!!
実は、わしがウォッチしているブログにも
転生しても信長包囲網をしかれちゃうのはチョット気の毒な気もする。
信長だって、自分なりの正義と夢のためにガンバっているんだろうし。
出展:だったらイケるぜ!bolg
(http://blog.livedoor.jp/ikeruze2/archives/cat_37396.html)
という意見があり、わしも少し、同じようなことを感じていたのだ。
オダノブナガの覇道は許されないし、果心居士にそそのかされたとはいえ、ノブナガだって天下取りという夢を追っていたのだろうし。
しかし“魔王”としての力を失い、純粋に己の力のみで野望を目指せるようになり、ノブナガにも帰着点があって本当によかった。やはり森田先生、敵キャラにもきちんと信念があり、愛情を持って描かれている。ステキじゃ~ヾ(◎)ノ゙✧*。
そして!
殿の前世での心残り・・・妻と息子たちもまたッ!!!
涙腺崩壊シーンじゃ~!!! ヾ(◎)ノ゙✧*。
そして主人公・獏の“あの問題”にも、決着が?!
森乃さんに対する“あの言葉”の問題も・・・・
って、ここで殿登場!!!
獏は可哀想だけど、でもおもしろいし、これからも日常が続いてく感じがして、これはこれで良し!
って、よく考えたら獏たちはまだ中学生なんじゃないか!
「友達がいない」とか「勇気がない」って言ってたから同情し、成長する姿を微笑ましく応援してたけど、ここで告白し成功したりしたら・・・中学生で彼女持ちになってしまう!それはいくらなんでも、万事うまく行きすぎだッ!!!
殿、ナイス邪魔じゃ~(笑)ヾ(◎)ノ゙✧*。
さらに、ここに来て
殿
「トクガワだ!!!」
「ついにトクガワが動き出したらしいぞう!!!」
ずっとずっと、いつトクガワは登場するんだろう?・・・と思っていた。
まさかここへ来ての登場(しかも名前だけ)とは!!
いやあ~、これも良い展開だな~。
果心居士と因心居士が去り、本当の意味で、子どもたちと昆虫武将たちだけの群雄割拠の戦国時代が始まった!凄惨な殺し合いはなく、楽しくかわいらしい旗取り合戦だ。
そして何より、この展開なら続編が作れる!!(笑)
現実的に続編が無理でも、マンガの世界の中で、この物語が続いていくということが嬉しいのだ!トクガワら新たな武将も交えたワイワイガヤガヤな続編を想像して、すごくハッピーな気持ちになれる。
殿
「出陣☆」
森田先生、一年とちょっと、連載お疲れさまでした~!!!
とってもとっても、楽しませてもらいました~!!!
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連載のプチ打ち上げで、前半にとても力を貸してくれた、スタッフの森乃きさらさん(PNがチョウソカベヒロインの森乃きりんさんと偶然被っててびっくりした)にイラストをもらった。嬉し美しい! pic.twitter.com/5CWfjOcZKH
— 森田将文🐞「チョウソカベ!」①②発売中 (@mo___om) 2018年9月12日
どうもです!日付変わりまして、本日は木曜日。週刊少年チャンピオン42号発売日です!「出陣⭐︎昆虫武将チョウソカベ!」は54万石!ついに最⭐︎終⭐︎回でございます〜!!たくさんのことを教えてもらえた殿や皆様に大感謝です…ありがとうございました!最後の殿を、どうぞ宜しくお願い致します! pic.twitter.com/BoMTLwLZrU
— 森田将文🐞「チョウソカベ!」①②発売中 (@mo___om) 2018年9月12日
ありがとうございました~!!!
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この記事を書いたヒト
オイキタロウ! わしもセルフィーをSNSに載せて自分を表現&発信し、たくさんのいいね!を獲得して承認欲求を満たし、リア充と呼ばれるようになりたいんじゃ~。自撮り王に、わしはなる!
ヾ(◎)ノ゙✧*。