• 2017/07/07

高知水泳連盟理事長 堤知之さん

以前も紹介した「すさきオープンウォータースイミング」今年もこの競技大会の参加者募集が始まりました! そしてこの大会の実行委員長で、高知水泳連盟理事長でもある堤知之さんに、大会のことや高知の水泳教育のことなど伺ってきました!

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以前、すさきオープンウォータースイミング2016についての記事を掲載しました。

以前の記事:須崎で屋外水泳競技大会、オープンウォータースイミング!

 

オープンウォータースイミング(英語:open water swimming)は、海や川、湖など自然の水の中で行なわれる長距離の水泳競技です。英語での名称の頭文字をとってOWSと略されます。OWSの世界のトップ選手には競泳や水球の経験者が多いですが、競技では天候や潮汐、生物など外部からのさまざまな影響を受けやすいため、より速く泳ぐという技術ばかりでなく、危機管理も含めて自然の中で泳ぐための知識や経験も必要とされます。2008年の北京オリンピックから夏季オリンピック正式競技に、また、2016年から国体の正式競技に採用されています。
「オープンウォータースイミング(OWS)とは?/すさきオープンウォータースイミング2017」より引用)

 

今年のオープンウォータースイミング(以下OWS)は、今までに比べて更にグレードアップして開催されるそうです!大会の出場申し込みは6月1日(木)から始まっています。

 

「すさきオープンウォータースイミング2017」のポスター。※クリックで拡大します。

 

今年のOWSの見どころ等と一緒に、今回は、大会実行委員長である堤知之さんご自身についての話も、伺ってきました~!

 

すさきOWS大会実行委員長 堤知之さん/《ふるさとと》ともに輝くヒト、モノ、コトを紹介する高知のライフメディア
すさきOWS大会実行委員長 堤知之さん

 

堤さんは中学、高校と水泳部で活躍され、大学に進んでからも水泳を続けてこられた生粋のスポーツマン。
現在のお仕事は、学校の先生だそうですが・・・。

 

はい。現在、高知中央高等学校の国語の教員をしています。

 

 

えっ、国語の!
体育ではないんですね。

 

はい(笑)
体育教員免許も持ってますが、現在はそちらは教えてないですね。

 

最初は体育教師を目指して高知大学教育学部、大学院を出て、そして実際に体育教師として勤め始めたんですよ。

でも4~5年経った頃、国語の教員が足りてないという事で、そちらを補助するつもりで国語の教員免許も取ったんです。
その後、体育教師の方は人手が足りてたり、後から入ってきたりして、気がつけば国語だけを教えていました(笑)

 

そうなんですね。
あの、失礼な質問ですが・・・体育を教えたいとかは思いませんか?

 

戻りたいとは、特に思わないですね。

国語教師もやってみて思ったのは、「自分は教えること全般が好きなんだ」ということ。じゃあ別に、体育に限定しなくてもいいのかな、と。

あと「水泳を教える」ことに関しては、現在の学校で水泳部の部長をやってますし、高知大学に非常勤で水泳授業を受け持っています。水泳を教える場は残ってますからね。

体育関係の知り合いからは「プライドはないのか」と言われることもありますが、まあでも、いいのかな・・・と(笑)

 

なるほど~。
でも、畑違いの免許を取ってそれをお仕事にして、そこに「好き」を見出だせるのも、素敵ですね!

 

水泳連盟でのたくさんの役職。
高知の水泳界を支える仕事人!

 

職場では国語の先生ですが、かたや水泳連盟ではたくさんの仕事をされてますよね?

 

そうですね。肩書だけでも、高知県水泳連盟理事長、競技委員長、オープンウォータースイミング大会実行委員長、高知県高等学校体育連盟専門委員長・・・
他にもありますが、まあ、肩書だけたくさんあってもね(笑)

 

いえいえ、たくさんの職務を兼任されていて大変ですね。
そのように、水泳連盟の役職に就くようになったのは、どのようにして?

 

中学、高校と水泳部に所属してて、大学でもそのまま水泳競技をしていました。
高知大学在籍時には、競技会の補助役員などを任されたり。卒業後もそういう仕事を手伝っていました。

そして26、7歳ぐらいの時に水泳連盟常任理事になり、36歳で理事長になりました。どちらも前任の理事長から頼まれて。
あっ、前任の理事長は、土佐の楠目先生ながって(笑)

 

おお!あの楠目先生!
(※内輪ネタです)

 

どうして僕を選んでくれたのか、実は、よくわからないですね(笑)
ずっとやってきたことが評価されたのか・・・逆に聞いてみたいかも。

 

2017年愛媛国体飛び込み競技の副実行委員長もされているという堤さん。写真はゆるキャラ「みきゃん」と一緒に。

 

高知の水泳スポーツの今後・・・「水泳王国土佐」の復活を!

 

高知水泳連盟理事長として、今後、高知の水泳界をどうしていきたいですか?

 

高知県は昔、水泳王国だったんです。80年前とか、かなり昔ですけどね(笑)
1932年ロサンゼルスオリンピックで、高知の北村久寿雄(きたむらくすお)選手が1500mで金メダルを獲ったこともあるんです。

その頃の、水泳の強かった高知を目指して、競技力の向上、水泳人口の拡大、普及に努めていきたいと思ってます。

具体的には、日水連主催のチャレンジ水泳検定を2年に1度開催したり、シンクロや飛び込みなどの無料体験教室を開いたり。

 

「水泳王国土佐」!
そんな時代があったんですね。ぜひ、復権できるといいですね。

 

  • シンクロの体験教室は7月26日(水)14:00~
    申込みはくろしおアリーナ事務所へ(088-878-1150)
  • 飛込みの体験教室は随時受付中
    申込みは瓶子笑里佳まで(090-4334-5696)

 

今年のOWSは何もかもグレードアップ!
高知市も後援に入ってくれて、規模が拡大。

 

今年のOWSについてお聞きしたいと思います。

今年の開催は10月29日(日)、出場申込受付は6月1日(木)から始まっています。
このOWS、昨年までも大好評でしたが、今年はどのように企画されているのですか?

 

おかげさまで昨年まで好評を頂きまして、今年はさらに規模が大きくなるんです。昨年まで水泳連盟と須崎市の共催で行ってましたが、今年はそこに高知県が後援に加わりました。

今年は会場を大島海岸の方に移します。この大会のために、そちらに桟橋を設置して、海岸も整備してくれて。

 

また今年は、招待選手も豪華になります。

昨年の招待は国内チャンピオン選手を男女1名ずつでしたが、今年は、オーストラリア、オランダのオリンピック選手が参加してくれます。
また、日本水泳連盟から強化指定選手が10名ほど派遣され、出場してくれるんです。

顔ぶれも豊か、人数も増えて、一気に競技レベルが上がります。
あ、でも、海外選手と日本強化指定選手は表彰対象外(オープン参加)なので、皆さん、表彰台(と賞品)目指してどんどんご出場くださいね(笑)

 

2016年招待選手の国内男女チャンピオン。平井康翔選手と貴田裕美選手。/《ふるさとと》ともに輝くヒト、モノ、コトを紹介する高知のライフメディア
2016年の招待選手だった国内男女チャンピオン、平井康翔選手と貴田裕美選手。

 

あとは、今年から1kmの部の年齢制限が14歳以上だったのを、小学4年生以上に変更しました。

スイミングに通っている小学生やコーチから、出たいという要望がありまして(笑)
スイミングに通っている小学生なら、1kmくらいなら余裕で1時間以内に泳げるんですよね!

こちらも、未来のトップスイマーたちの参加が楽しみです!

 

子供と一緒に楽しめる親水種目も!
様々な企画が併催され、家族で一日楽しめるイベント。

 

トップ選手が参加するハイレベルな種目だけじゃなく、お子さんと一緒に楽しめる、親水イベントなんかもあります。
200m泳種目は、浮き輪を使ってもいい、親御さんと一緒に伴泳してもいいという、親子一緒に楽しめるイベントです。ゴール時にはプレゼントもあるし、こうして、子供たちに水泳の楽しさを知ってもらいたいですね。

 

浮き輪を使ったり、親御さんと一緒に判永してもいいという、親水イベントもある。「子供たちが水泳を好きになってもらえる、きっかけになれば」

 

ゴールでは参加賞のプレゼントも。写真は2016年のもの。

 

また毎年、様々なグルメや遊びを満喫できる須崎の「湾パク」も、同じ日に開催されるんです。
OWSの開会式、表彰式は湾パク会場内で行なわれます。

出場競技の前後や、ご家族の応援の合間などに、こちらもぜひお楽しみください!

 

競技会場が昨年までより少し沖に近いところになるため、今年は水質がキレイになり泳ぎやすくなります。

元々すさきOWSは湾内で行なうため、風や波が穏やかで泳ぎやすく、また景色の良さも好評でした。
ただ昨年は大会前日まで赤潮が発生し、どうなることかとヒヤヒヤしたんです。

今年は湾内でもより沖に近い場所になるので、泳ぎやすさや景観の良さはそのままに、キレイな水の中で泳いでもらえて、より楽しんで頂けるんじゃないかと思います。

 

年々グレードアップする「すさきOWS」に、ぜひご参加ください!

 

 

 

この記事を書いたヒト

chochono

東京、中目黒在住ダンサー。《ふるさとと》編集長。魅力的なヒトへのインタビュー、東京での高知文化の活躍などを紹介します。