皆さんこんにちは。
「独女とこもち。」でおなじみの独女です。
生粋の高知県民で、ヒトやモノやコトとの出会いを求め、日々奔走しておりますが、今回は素敵な「場所と食の出会い」がありましたので、共有させていただきます。
先日、”高知から2時間でフランスへ”という記事を投稿しましたが、皆様ご覧いただけましたでしょうか?今回はその番外編になりますので、まだの方は先にこちらを読むことをお勧めいたします。
お読みいただけましたか?それでは本題へまいります。
はい。タイトルにもあります通り、高知に美味しいランチは沢山ありますが、外観や内装の雰囲気にこだわったお店がいい!ということで、市内から車でおよそ一時間。ちょうど先日のモネの庭と市内の中間地点に位置する、芸西村の”SEAHOUSE”さんへやって来ました。
もう写真を見ていただければお分かりと思いますが、この建物、海岸沿い、床の一部が崖から飛び出したような形で造られているという、かなり攻め手でユニークなデザインをしています。一見倉庫のような、直方体が組み合わさったシックな外観と、白を基調にした店内と景色を一望できる巨大窓ガラスが美しく、まさか高知の片田舎とは思えないようなお洒落な雰囲気。
土佐湾を一望できる店内は、窓際ぎりぎりの席だとまるで海の上に立っているような気分を味わえ、靴を脱いで座敷に上がるため、お子様連れの方でもゆっくりとくつろぐことができます。
そして肝心のお料理はと言うと、基本的には魚貝系のものが多く、彩り豊かなランチメニューは充実の一言です。
選ぶ楽しさがあると、それだけで満足感が増しますよね^^
ちなみにわたしが注文したのは、こちら。
ランチメニューの”日替わりリゾット”です。
ホワイトソースに魚貝の旨味が溶け込んで美味しいです。ドリンクバーも付いてお値段は1,250円。店内の贅沢な雰囲気を加味したとしても、この金額はかなり良心的なのではないでしょうか^^
おまけにドリンクバーには子共たちの人気者、ソフトクリームメーカーさんが搭載されており、食後のひと時をお子さんと共に楽しく過ごすこともできるんです!
ちなみにわたしは、境遇を同じくする独女仲間とこのお店を訪れていたのですが、はしゃぐ子供達に混じってソフトクリームを(二杯も)食べたのち、「次は絶対、素敵な彼氏と来ようね……」などと儚い誓いを立て、壮大な景色とお店に別れを告げました。
海って感傷的な気分になりますよね。どこまでも続く水平線を眺めながらついつい長居してしまいました。
さて、美味しいランチと絶景で心身ともに満たされ、再び”モネの庭”を目指し出発――。(記事が前後していますがモネの庭に行く途中で寄りました(笑))
優雅な海沿いの道を20分ほど走っていくと、今度はふと、右手に何やら気になる看板が……
茄子といえば子供の頃は大嫌いだったのに、大人になりいつの間にやら大好物になっていた。そんな方も多い野菜ではないでしょうか。
茄子は2011年、カゴメ調べの「子どもが食べてくれない野菜」ランキングで堂々の一位を獲得しており、アク(苦味)が嫌い。触感が嫌い。生はキュッキュするし、火を通すとぐにゃっとするし嫌い。皮が口に残るから嫌い。更には、色が嫌い。紫とか無理。という散々な意見を持たれている野菜です。
その茄子を一度真っ黒に焼き、丁寧に皮をとり、冷たく冷やしたあと生姜醤油やポン酢で食べるおなじみの居酒屋メニューが「焼きナス」。
これがまた暑い日にはビールのあてにぴったりなのですが作るのは意外に手間で、大量に作れないのに食べるとあっという間。だから食べるならもっぱら外で、という奥様方もおられると思います。
旦那さんがもし、「簡単に焼き茄子でもおつまみに作って~」など日頃から言っておりましたら是非、考えを改めていただきたいものです。
いや、今回は茄子特集、ましてや奥様の「言うほどでもないけど本当はめんどくさいと思っている事ランキング」ではないので本題に戻ります。
高知と言えば茄子が有名ですが(全国1位)、”焼き茄子アイス”と言えば、高知県民なら誰しもが一度は耳にしたことのある”奇妙なワード”。聞いたことはいるけど食べたことはない方も少なくないと思いますが、御多分にもれず私もそのひとり。噂に聞いたことはあるものの、まさかこんなところで出会うとは。
思わぬ伏兵の登場にやや戸惑いつつも、さっそく車を止め店内へGO!
意外にも店内は小じんまりとした普通のアイス屋さんといった感じでしたが、まず驚いたのが販売しているアイスのその種類の多さ!
定番のイチゴやゆずのアイスに加え、碁石茶や焼き芋、トマトや卵などといった風変わりな種類のものが多数ありました。
碁石茶にはダイエット効果や便秘に効くという効能があるそうで、ダイエットなどと聞くと、迷わずそれを手に取りたい気持ちはありますが・・・
・・・とじっくり小一時間ほど見て選び倒したかったのですが、お店のおじさんをあまりお待たせするのも心苦しいので、ここはきっぱりと焼き茄子アイスを注文。
ちなみに冒険はしない!と宣言する私の友人が頼んだのは”かぼちゃ”と”青海苔”でした。が、青海苔って十分冒険な気がします……
値段はシングルで250円、ダブルが300円と、ワッフルコーンで比較的ハイクオリティなのにも関らずこの安さ。
味はスイーツにしてはどれもやや甘さ控え目で、素材の味を前面に出しているといった感じでとても美味しかったです。
焼き茄子アイスの方も、想像を遥かに上回るその圧倒的焼き茄子感!! 独特の香ばしさが口いっぱいに広がり、まさに今までにない革命的なアイスであったことは頷けます。
これなら子どもでも?!とは思いますが、きっと子供は選ばないでしょう(笑)
――さて、こんな具合にモネの庭に着くまでかなり大幅な寄り道をしたわけですが、ご心配なく。お昼過ぎにはちゃんと目的のモネの庭へと到着することができました。
誘惑に負け、まさか行きの段階で大盛りソフトクリームに続いてアイス(2段)まで食べてしまうことになるとは……だから彼氏ができな
安芸方面には美味しい物がたくさんあって本当にうらやましい限りですね。
皆さんも東の方へ遊びに出かける際には、十分お腹に余裕を持たせていくことをお勧めします。
そしてわたくし、今回の旅では残念ながら”素敵な恋人”との出会いはありませんでしたが、綺麗な海と食べ物の美味しいこの高知県で、他県の方にも自慢できる沢山のモノやコトに出会えたこと、心から感謝しております。
ではでは皆様、長々とお付き合いありがとうございました。次回もまたよろしくお願い致します。
以上、独女とこもち。――独女でした。
『SEAHOUSE』
『焼きなすのアイス ふぁーむ』
この記事を書いたヒト
偶然知り合った適齢期独身女と、バツイチこもちの同い年コンビ。ふたりとも生粋の高知県民。ヒトやモノやコトの出会いを求め、日々奔走しております。宜しくお願いいたします!