週刊少年チャンピオン連載中の「出陣★昆虫武将チョウソカベ!」の最新話についてレビューしています。
できればネタバレせずにこのマンガのおもしろさを伝えたいのですが、内容に触れずに感想を書くのは難しく・・・というわけで今週話を未読の方や単行本派の方は、レビュー部分をとばして次コーナー今週の「日めくり殿」からお楽しみください!
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前回の記事・・・今週の「出陣★昆虫武将チョウソカベ!」その3(2018年1月18日発売号)
前回は、オダノブナガとの対決のためにいざ、出陣!・・・というところでヒキとなった。
前回感想にも書いたけど、オダノブナガはこのマンガのラスボスだと思ってたので、あんまり早く対決があると不安になってくる。つまり、展開を急ぐのはマンガを終わらせるためじゃないか?という不安だ。
しかし今週号を読み始めると、その不安は取り越し苦労だったことがわかった。オダ軍居城にやってきたものの、ノブナガは不在なようだ。
よかったよかった・・・。
アザイナガマサ
「旗を任されるほどの実力者が 番人をしている可能性は… 高いだろうね…」
ノブナガではなくその重臣が、おイチの方の番人をしているようだ。
って、また新キャラかッ!!!
最近は毎週のように新しいキャラが登場する。先週はアザイナガマサが出たばかりだし。
そしてこの番人が何者か発覚する!
オダ家筆頭家老にしておイチの方の再婚相手、シバタカツイエだぁっ!!!
獏
「それじゃ…新旧旦那さん対決~~~!!?」
これはおイチの方を巡って男の愛憎バトル勃発か?!
・・・と思ったが、そんな陳腐な展開にはならず。
アザイナガマサ
「私は…礼を言いたかったのだ… あなたに…!!!」
なんと自分の死後、おイチの方を護り添い遂げてくれたシバタカツイエに礼を言うという!
そして自分の嫉妬と後悔を、敵であるカツイエに恥ずかしげもなく吐露する。
なんとできた男だ、ナガマサ!
その心意気に打たれたカツイエもまた、自分の信念にもとづいておイチの方を護り、ナガマサと戦うという。
シバタカツイエ
「キサマとは同じ女(かた)を愛したよしみ…」
「せめて 苦痛のない死をくれてやるわ!!!」
シバタカツイエもまた、確固たる信念を持った立派な男であった。
カツイエとナガマサがそれぞれ譲れない想いをぶつけ合い、刃を交える一方、殿は・・・
殿
「―――聞いていたか…? ヤツラは…ヤツラなりにそなたを護るつもりのようだ…」
「果たして… そなたの意志はどうなのか…」
「おイチ殿」
密かにおイチの方に接触し、その本心を問い質していた。
思えばこのマンガには、本当に悪いキャラが出てこない。悪役にもそれぞれの野望と信念があり、部下から信頼を得られるだけの魅力ある、しっかりした人物だったりする。
暴君と思えたダテマサムネにも、力こそ全てという考えに至る(前世での)理由があった。
そしてノブナガの
「うぬらと余の信念」
「どちらが滅びるか…」
というセリフからも、天下取りに向ける熱い想いが伝わってくる。
モデルが実在の戦国武将なだけに、それぞれ人物背景はハッキリしてるし、それぞれの想いもまた胸を打つものがある。
森田先生の歴史愛を感じるッ!
これなら毎週のように新キャラが増えても、ぜんぜん混乱しないぞ!
今週の「日めくり殿」もまた、1枚も更新されず・・・1月9日を最後にストップしたままだ。森田先生のtwitterもお知らせなどをリツイートするのみに留まっていて、コメントなどは呟かれていない。
このままフェードアウトなのだろうか・・・?
毎週の連載も「日めくり殿」の更新も楽しみにしてるので、なんとか頑張ってほしいものじゃあ~!!
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この記事を書いたヒト
オイキタロウ! わしもセルフィーをSNSに載せて自分を表現&発信し、たくさんのいいね!を獲得して承認欲求を満たし、リア充と呼ばれるようになりたいんじゃ~。自撮り王に、わしはなる!
ヾ(◎)ノ゙✧*。